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チャージバックとは?チャージバックの仕組みと異議申し立て方法

すべての売り上げは、勝ち取るものです。購入する価値のある商品を作るために懸命に働いているのですから、注文者が請求に異議を申し立てているのを見れば、残念に感じるのは当然のことです。

チャージバックは、あらゆる形態や規模のビジネスにとって残念なことです。オーナーやマネージャーにとって、なぜチャージバックが起こるのか、また、起こったときの対処法や、どうすれば防ぐことができるのかを理解することは役立ちます。

このガイドでは、チャージバックについて知っておくべき次の主な点について説明します。

チャージバックとは?

チャージバックとは、最終顧客(商品やサービスを購入する人)が銀行、クレジットカード会社、またはその他の第三者に対して請求への異議を申し立て、異議を申し立てた金額が最終顧客に返金されることを指します。

これは返金とよく似ているように聞こえますが、注文者が直接返品をしたり苦情を販売業者に申し立てたりする代わりに、第三者を通じて異議を申し立てるという点において、プロセスが大きく異なります。この場合の第三者は、銀行やクレジットカード会社などの金融機関であることが多いですが、取引に関わる Uber Eats のような別の企業も含まれることがあります。

チャージバックは、注文者のアカウントの不正な請求を防止するための消費者保護の一形態として導入されました。販売業者側では、返金請求に加えて手数料が発生する可能性があるため、可能な限り回避することをお勧めします。チャージバックのプロセスでは通常、チャージバックが不当である場合には販売業者が異議を申し立てることができるため、すべてのクレームを受け入れる必要はありません。

チャージバックの種類

注文者が提供した情報に基づいて、銀行、クレジットカード会社、またはその他の第三者が通常、チャージバックに理由コードを割り当てます。主要なクレジットカード発行会社ごとに チャージバック理由コードのシステムが異なります。しかし、一般的にチャージバックは 3 つの主要なカテゴリに分類されます。

販売業者のエラー

「販売業者のエラー」チャージバックとは、多くの場合、技術的な問題やスタッフのミスに関連する正当なクレームです。「販売業者のエラー」チャージバックを引き起こす問題には、次のようなものがあります。

  • 注文者が誤った商品を受け取った場合、または商品に問題があった場合
  • 重複した請求や請求額のエラーなど、注文の処理中に技術的なエラーが発生した場合
  • 配達が遅れた場合(迅速な配達が約束されている場合)
  • 注文者の注文の品が届かなかったり、欠品があった場合

チャージバック詐欺

チャージバック詐欺と呼ばれる真の詐欺は、情報を盗まれて注文が行われた場合に発生します。注文者のクレジットカード等の明細書に不正な取引があったとの報告を受けた場合、結果として生じるチャージバックはこのカテゴリーに分類されます。この種のクレジットカード詐欺は増加傾向にあるため、ほとんどの販売業者はいずれ対応することになるかもしれません。

フレンドリー詐欺

フレンドリー詐欺とは、注文者が不正な理由で注文した注文に対しクレームを申し立てることです。たとえば、受け取っていないと虚偽を主張したり、注文の後で気が変わったと言ったりします。これらのケースは、販売業者の誤りのように見えるため、販売業者側が異議を申し立てるのが困難な場合があります。

チャージバックの仕組み

チャージバックプロセスの詳細は、クレームを処理する第三者によって異なります(このセクションの残りの部分では、これらの第三者(多くの場合、金融機関)を「会社」と呼びます)。それぞれの会社には独自のポリシーがありますが、主な手順はほぼ一貫しています。一般的に、各チャージバックには次の 4 つの段階があります。

ステップ 1:注文者が問題を報告する

注文者がアカウントで請求に関する問題を報告すると、チャージバックが開始されます。これには、次のようなさまざまな理由が考えられます。

  • 明細書におぼえのない請求が記載されている
  • 承認していない注文の代金を請求された
  • 注文した品が届いていない、または一部しか届いていない
  • 配達した商品に問題があり、販売業者に問題を解決してもらえなかったか、解決しようとしなかった
  • 代金を回避するために、注文していない、または注文に問題があると虚偽の主張をしている(フレンドリー詐欺。上記を参照)

注文について異議を申し立てるプロセスを、注文者から販売業者に対して直接開始した場合、それはチャージバック手続きの一部とはなりません。注文者が第三者へ請求の問い合わせを行なったときに、チャージバック手続きが開始します。

ステップ 2:最初の審査が行われる

チャージバックが承認される前に、会社は最初の審査を行います。プロセスのこの部分について各社は独自の手続きを行いますが、この段階では、理由コードを割り当て、異議申し立てが妥当と思われるかどうかを判断するための調査を行うことがあります。

ステップ 3:チャージバックについて販売業者が異議を申し立てる(必要な場合)

調査の結果、チャージバックが正当である可能性が高いと判断された場合、販売業者に通知が届きます。注文者の苦情が妥当なものである場合は、チャージバックとそれに伴う手数料の支払いを受け入れる必要があります。ただし、チャージバックが公平なものではないと確信している場合は、会社に異議を申し立てることができますので、問題の取引に関する証拠をすべて集め、審査のために提出してください。Uber Eats では、このプロセスは合理化され、セルフサービスで行えるようになっています。

ステップ 4:会社が判断を下す

両当事者から提供されたすべての証拠をもとに、会社は誰に責任があるかについて決定を下します。販売業者に過失がないと判断された場合(そして注文者が決定を受け入れた場合)、チャージバックの費用はご利用のアカウントに返金されます。注文者がこの決定を受け入れない場合、新たな証拠を会社に提出するか、ケース仲裁の申し立てを行うことで、注文者はプロセスを再開できます

チャージバックが販売業者に与える影響

チャージバックは販売業者に次のような複数の結果をもたらす可能性があります。

高い財務コスト

返金される販売額に加えて、一部の会社は問題解決の処理費用をカバーするために追加料金を請求します。チャージバック手数料の処理方法は会社によって異なりますが、チャージバック手数料を扱う場合、チャージバックに異議を唱えて獲得した場合でも、手数料は返金されないことが多くあります。Uber Eats では、チャージバック額に加えて販売業者に追加料金が請求されることはありません。

注文者の信頼の喪失

正当なチャージバックは、顧客体験に問題が発生したことを示します。注文者が期待していたものとは違う商品を受け取った、または商品をまったく受け取らなかったのかもしれません。おそらく注文者が貴店に問い合わせしようとしても、繋がらなかったのかもしれません。顧客ロイヤルティと信頼の構築を企業目標としている場合、正当なチャージバックは、この注文者に対して目標を果たせなかったことを意味します。

特権や可視性の喪失

時折チャージバックが発生することは予想されますが、ビジネスが頻繁にチャージバックを受けていると判断された場合、長期的な影響が出る可能性があります。クレジットカードで支払いを受け付ける権限が停止される場合があります。また、Uber Eats のような第三者の配達プラットフォームで頻繁にチャージバックが発生すると、ホーム画面やアプリの検索結果の表示に影響を及ぼす可能性があります。

チャージバックを防ぐ方法

不正なチャージバックを回避することはできないかもしれませんが、手順を踏んで正当なチャージバックにつながる問題を減らすことは可能です。考慮すべきベストプラクティスは次のとおりです。

  • 常にチャンネルを最新の状態に保ちましょう。オンライン店舗ページでは、注文者が注文する可能性のあるすべてのチャネルで、商品の提供状況と価格が正確に反映されていることを確認してください。これには、ウェブサイトおよび Uber Eats などのサードパーティアプリが含まれます。

  • プロセスにエラーの予防策を組み込みます。基本的なエラーを回避するためのプロセスを導入します。たとえば、注文した商品をすべて印刷された領収書と照合して確認する、あるいは配達パートナーとの受け渡しミスを防ぐために注文番号を各パッケージに記載するなどです。

  • コミュニケーションを取り、透明性を実践する。注文の確認をすぐに送信して、注文を受け取ったことを注文者に知らせます。注文の進捗状況は、特に注文の品のお届けに予期せぬ遅延が発生した場合も含め、注文者に知らせられるようにします。注文の品が店舗から発送された時点でリアルタイムの追跡情報を提供して、注文者が注文の品を受け取るタイミングを把握できるようにしましょう。Uber Eats などのサードパーティ配達サービスを利用している場合、この追跡情報は自動的に注文者に提供されます。

  • 優れたカスタマーサービスを提供するよう努める。問題が発生した場合は、注文者が簡単に連絡をとれるようにしてください。問題について連絡が取れない場合、チャージバックの可能性がはるかに高くなります。すべての問題に迅速に対応し、解決するために最善を尽くしてください。

  • 分析結果を確認する。お手持ちのデータは、顧客満足度に影響を与える一般的な問題の特定に役立ちます。不正確な注文の報告の頻度、注文時に最も発生しやすい問題のタイプ、エラーが発生する時刻と状況に関する傾向を把握するため、時間を設けてください。問題の発生理由を理解することで、未然に防ぐための変更を行うことができます。Uber Eats と連携すると、注文エラーの問題を特定して対処する際に役立つさまざまなデータ可視化ツールにアクセスできます。

チャージバックに異議を申し立てる際の 4 つのヒント

チャージバックの異議申し立てには時間と労力がかかり、受け入れられる保証はありません。しかし、自身の主張に強い自信があるのであれば、請求に異議を申し立てる価値があるかもしれません。次の手順に従うことで、成功の確率を高めることができます。

  1. 詳細な記録を残します。チャージバックに異議を申し立てるための最初のステップは、注文者がクレームを申し立てるずっと前に行います。すべての注文の購入から配達までを文書化する強力なプロセスを確立し、カスタマーサービスの問い合わせに至るまで文書化します。書面ではないカスタマーサービスのやり取り(対面での会話や電話など)では、従業員にメモを取る(および保存する)ようにトレーニングします。

  2. 各社のチャージバックポリシーについて学ぶ。チャージバックに対して販売業者が異議を申し立てるための手続きは、それぞれの会社によって異なります。その会社が定めたプロセスを学び、従いましょう。細かな規定を見逃したために異議申し立てが却下されることは避けたいものです。

  3. 迅速に対応する。ほとんどのチャージバック手続きには短い期限が設けられています。販売業者は 30 日以内に対応しなければならないことが多いので、早急に異議申し立てを行いましょう。

  4. 証拠を提出する。販売業者の言い分と注文者の言い分が食い違う場合、説得力のある異議申し立てとみなされる可能性が低くなります。ご自身の言い分を裏付ける関連書類をすべて集め、異議申し立てと一緒に提出しましょう。

Uber Eats でのチャージバックについて異議を申し立てる方法

Uber Eats では、ビジネスのさらなる発展を可能にするマーケットプレイスの構築に取り組んでいます。そのため、チャージバックに関するポリシーと手順を策定し、これらの事例が公正に評価され、関係者全員が抱える問題を迅速に解決できるようにしました。

サービス利用を初めてすぐの方々へのお知らせとなりますが、注文者に不正行為の疑いのフラグが立てられた場合、店舗はチャージバックの責任を負うことは一切ありませんのでご安心ください。Uber Eats では、すべてのサポートチャネルで、次をはじめとする厳格な不正行為フィルターを適用しています。

  • 指標の監視:注文者の異議申し立て履歴を追跡し、ポリシーを悪用するこのような注文者の請求をブロックします。
  • 証拠写真:多くの場合、返金を決定する前に注文者に注文ミスの証拠の提出を求めています。
  • 案件のエスカレーション:次の場合は、専任の部署に事例を転送します。
    • 妥当な期間内に提供されなかった場合
    • 高額な注文の場合
    • アルコール飲料を含む注文の場合
    • 初回注文者の場合

これらのフィルターを適用した後、チャージバックリクエストの性質を評価します。各企業は、注文の正確性に関連し、管理できる範囲内の問題についてのみ責任を負います。これには次のような問題が該当する場合があります。

  • 商品の不足:注文した商品が注文者に届かなかった。
  • 間違った商品:受け取った商品の一部が注文内容と異なっている。
  • 注文の品の未配:注文者に注文の品が届かなかった。*
  • 配達の遅延:注文者が、配達予定時刻から約 70 分以上経過してから注文の品を受け取った。**

これらすべての措置が講じられている場合でも、同意できないチャージバックが発生することがあります。Uber では、問題解決のために当事者意識をもって対応する必要があると考えます。誤ってチャージバックが行われたと思われる場合は、Uber Eats マネージャー(UEM)のダッシュボードにあるセルフサービスの異議申し立て機能を使用して、簡単に異議を申し立てることができます。この機能の仕組みは次のとおりです。

  • ステップ 1:UEM アカウントにログイン
  • ステップ 2:[注文] タブに移動
  • ステップ 3:注文日から 30 日以内の異議を申し立てたい注文を選択
  • ステップ 4 :フォームに必要事項を入力し、リクエストを送信
  • ステップ 5:UEM ダッシュボードで進捗状況を追跡し、異議申し立てリクエストのステータスに関する最新情報をメールで受け取ることができます。

チャージバックを管理し、異議を申し立てる方法


Uber Eats Manager プラットフォームに組み込まれたセルフサービスツールを使用することで、注文のエラーを簡単に確認し、誤ったチャージバックに対して異議を申し立て、より迅速な返金を受けることができます。

Youtube

チャージバックの管理には時間と費用がかかる場合があります。Uber Eats マネージャーにツールを組み込むことによって、そのプロセスを可能な限り公平で効率的なものにしたいと Uber では考えています。Uber Eats をすでにご利用いただいている場合は、Uber Eats マネージャーにログインして [注文] タブに移動し、機能の詳細をご確認ください。配達サービスを初めてご利用になる場合は、ビジネスの成長に役立つサービスの詳細を確認して、すぐに利用を開始しましょう

*配達が完了していない注文については、次の場合に販売業者がチャージバックの責任を負います。(i)自社のスタッフが配達した場合、(ii)店舗が営業時間外(ただし、アプリの表示は営業中となっている)のため、注文の品が準備されなかった場合、および/または(iii)当初は Uber Eats 用のメニューの注文を受け付け、期限の 30 分以内に配達パートナーが到着したのに、店舗が閉店していた場合。

**自社のスタッフが配達に対応している場合、配達が遅れた際のチャージバックの責任は販売業者にあります。

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