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効果的なレストランメニューを作成する方法
レストランは、たくさんのアプローチを通じて、注文者の関心を集めることができます。たとえば、街行く人の注意を引いたり、オンライン検索結果に表示されるようにしたり、または Uber Eats のようなサードパーティアプリにレストランを掲載して閲覧者の目に留まるようにしたりできます。
では、お腹を空かせた人がレストランを認識した後に、実際に注文するかどうかを決める要素は何でしょう?
それは、メニューです。
新規顧客を惹きつけたい場合は、すべてのチャネルで簡単に更新できる、豪華でわかりやすく正確なメニューを作成する必要があります。
レストランメニューを作成(または更新)する際のご参考までに、Letty Chavarria さんの専門的な見解をご紹介します。Chavarria さんは、米テキサス州サンアントニオのレストランを経営する家庭で育ち、自身もここで働いていました。現在は Uber Eats のアカウント担当者を務めています。また、社内の試験的なプロジェクトを主導する中で、より正確で目を引くようなアプリのメニューを構築するためのメニューチーム向けのトレーニングを実施しました。
上の内部情報に加えて、この記事では次のトピックを取り上げます。
優れたメニューの重要性
Chavarria さんは次のように述べています。「メニューは単なる商品リストではなく、あらゆる飲食店にとって重要な収入源となります。
消費者行動の傾向にもこの言葉が反映されています。TouchBistro 社の 2023 年版ダイニングトレンドレポートの調査によると、84% の客が注文前にレストランのメニューを調べていること が分かりました。この傾向は、2017 年の 59% から顕著な増加を見せており、食事の選択の決め手となり得る、巧妙に作られたメニューの重要性が高まっていることが浮き彫りになっています。
魅力的なレストランメニューとは?
理想的なレストランメニューとは、デザインが魅力的で、ブランドのガイドラインが反映され、カスタマイズオプションが分かりやすく示され、定期的に更新され、すべての顧客チャネル(店舗内、ウェブサイト、サードパーティのアプリケーション、メニューにアクセスできるその他のプラットフォームなど)で一貫性が保たれているものを指します。
最適化されたメニューを活用してカスタマーエクスペリエンスの向上を実現しているレストラン、White Castle の例を紹介します。
まず第一に、メニューには White Castle が大事にするバリュー、つまり品質、速度、価値が反映されています。レストランのバリューを中心に据えることで、メニュー作成の方向性が明確になります。White Castle はバリューを大切にしながら、ビジネス上実行可能な範囲でさまざまな可能性を試し、顧客の希望に応え、変わり続けるトレンドに合わせた革新的なメニューを提供してきました。
たとえば、White Castle のメニューは、有名なスライダーを強調することで 1 世紀にわたるブランドの歴史を反映しているだけでなく、植物ベースの Impossible™ スライダーなど、新メニューからなる豊富な選択肢とさまざまなカスタマイズオプションを提供することで多様な顧客層に対応しています。多様な食事のオプションを求める顧客ニーズや、異なるチャネルからの注文に対応できるメニューの作成に焦点を当てているのです。
店舗で直接注文する場合、顧客は店員と話したり、質問したり、メニューの評判を聞いたり、注文をカスタマイズしたりして満足のいく注文をすることができます。White Castle は、サードパーティの配達アプリを使用して顧客が注文する場合、同じような満足感を得られていないことに目を付けました。White Castle は、Uber Eats メニューのカスタマイズフィールド機能や独自のカテゴリ(注文人数に基づくおすすめ料理など)を使用することでこの問題を解決しています。こうした機能を提供することで、注文者は店員と話をしなくても本当に食べたい料理を正確に注文できるのです。
さらに、White Castle は分析結果を追跡し、データを監視してトレンドや顧客の好みを把握しています。分析データを収集して確認することで、いつでも戦略的なメニュー調整が可能になり、顧客満足度の向上につなげることができるのです。
White Castle のメニュー戦略は、料理を並べて表示するだけに留まりません。レストランのカウンター、ドライブスルー、オンライン、サードパーティアプリなど、すべての注文チャネルにおいて、注文者が魅力に感じるような包括的かつ便利なサービスの提供を目的としています。
Uber Eats に掲載されている White Castle のメニューの「スライダー」のセクションには、高画質の画像と詳細な説明が含まれています。これにより、注文者は料理の見た目や中身を正確に把握できます。
注文者がメニューからスライダーを選択すると、注文をカスタマイズするオプションが表示されます。チーズスライダーの場合、3 種類のチーズから好きなものを選択できます。
注文者がチーズの好みを選択した後も、注文をさらにカスタマイズすることができます。この例では、注文者はさまざまな調味料と追加オプションのリストから選択することができます。
注文者が注文するス ライダーの数を決定できるよう、ホワイト・キャッスルでは、さまざまなグループのサイズに基づいてメニューで独自のカテゴリを作成しました。これは、注文者が店舗での注文時にするであろう質問に、先回りして対処するために役立ちます。
White Castle のドリンクメニューは、注文者に豊富な選択肢を提供しています。このメニュー機能を使用すると、注文者は店内にいるかのようにコカ・コーラのフリースタイルディスペンサーから注文することができます。
「メニューは単なる商品リストではなく、あらゆる飲食店にとって重要な収入源となります」
Letty Chavarria、Uber Eats アカウント担当者
メニュー作成の7 つのステップ
では、注文者の食欲を掻き立て、新規の顧客を魅了し、貴店を目にし得るあらゆるチャネルで人々を惹きつけるメニューの作成方法とはどのようなものでしょうか?
以下に、メニュー作成を成功に導く 7 つのステップをご紹介します。それぞれのステップに従って作成すれば、ダイニングテーブルに置いたり、オンラインで公開したり、サードパーティアプリに掲載したりすることができる立派なメニューに仕上がります。
含める料理を選択する
Chavarria さんは、メニューデザインのアプローチに対する独自の見解を、次のように表現しています。「『良いインプットは良いアウトプットを生む』という言葉を聞いたことがあるでしょう。 つまり、メニューをデザインするなら、まずは適切な料理を含めることです。そうすれば良いメニューが出来上がり、結果的には売上と収益の向上につながります」
しかし、具体的にどうすれば良いメニューを作成できるのでしょうか。メニューには何種類の料理を掲載すればよいのでしょう。注文者がすばやく正確に注文できるような分かりやすいメニューをデザインするには、どのように料理を分類すればよいのでしょうか。
この質問は、2 つに分けて回答します。まず、メニューには注文者が選択できるすべての料理を掲載する必要があります。3 種類でも 300 種類でも構いません。
しかし、300 項目の膨大なリストを読みたいと思う人はいません。これは 2 つ目の質問にも関連します。ここからは人間の心理的な特徴を説明していく必要があります。認知心理学者の George A. Miller は、人間は一度に 7 つの情報しか保持できないことを発見しました。これは、メニューに 7 つの商品しか掲載してはいけないことを意味しているのでしょうか?そういう訳ではありませんが、メニューをデザインするにあたっては、商品をさまざまなカテゴリ(理想は 7 つ)にグループ化することでメリットを得ることができます。
メニューをカテゴリー別に分類する
人気の料理を選び終えたら、注文者がそれぞれの料理を簡単に確認し、理解し、注文できるように分類しましょう。
この作業では、また別の心理学的な説が役立ちます。人間は本性として、決まったパターンや習慣に基づいて行動することに馴れているというもので、特に「食」についてはそれが顕著に現れます。
ふつう、デザートを最初に食べることはありません(特別なお祝いの日でもない限り)。まず飲み物から始めるでしょう。次に前菜、サラダやスープといったもの。続いてメインコース。最後にデザートです。
メニューの商品を確認し、時系列のグループにまとめてカテゴリー分けします。たとえば最近見た、品数は豊富でも解りやすかったレストランのメニューを思い出してみてください。次のように分かれていませんでしたか?
- 前菜
- スープ
- サラダ
- メイン料理
- サイドメニュー
- デザート
- 飲み物
カテゴリーを決める際に厳しいルールはありません。メニューが見やすく、注文しやすくなるよう、わかりやすくカテゴリー分けしてください。
詳細な説明を記載する
他の国を旅行中に料理を注文しようとメニューを開いたら、それぞれの品に 2~3 単語の説明しか載っていなかったという経験はありませんか?たとえば、ギリシャのレストランのメニューに「Pork souvlaki(豚のスブラキ)」と書かれていたとしましょう。
豚のスブラキだけでは足りないと考えて、別でサラダとフライドポテトを注文する方もいるでしょう。しかし、スタッフが運んできたスブラキのお皿には、なんとサラダとフライドポテトが一緒に盛られています。驚くお客をよそに、テーブルには別で注文したサラダとフライドポテトも運ばれてきます。結果として、たくさんの食べ物やお金を無駄にしてしまいます。
説明文の影響力は、料理の種類や地域にとどまるものではなく、説明不足のリスクはどのレストランにも存在します。ぜひ、この機会にメニューをよく見直して、注文者が選択する際に必要とする情報が説明に十分に反映されているかを確かめておきましょう。
お客さまにいつも満足してもらえるよよう、商品の説明を入力する際は、次のことを考慮しましょう。
正確さ。メニューの説明には、各料理の材料を正確に記載し、記載漏れがないようにしましょう。
ブランドボイス。メニューには、レストランのブランドおよびスタイルに沿った言葉遣いと語調を反映するように心がけましょう。Uber Eats などのサードパーティアプリでも、ご自分で説明を加えたり、更新したりすることができます。
食欲をそそる細かいニュアンス。それぞれの料理ならではの特徴と味覚を強調するような、生き生きとした魅力的な表現を織り交ぜましょう。
アレルギーや食事制限に関するラベル。食物アレルギーの原因物質(アレルゲン)に関する情報を記載したラベルや、食事に関する特別なニーズ(グルテンフリー、ビーガンなど)に対応したタグを、商品に明確に表示しましょう。
栄養成分情報。必要に応じて、健康を意識する食事客や、食事に関する特定の要件を持つ方々への対応として、栄養成分情報を提示してください。
良質な画像を使用する
注文しようとした際に、メニューに写真がなかった、または写真のクオリティが 1970 年代のしわくちゃの新聞のようだったという経験はありませんか?その後しぶしぶ注文したところ、運ばれてきたのがまさに絶品料理だったという話は、あるあるかもしれません。
残念なことに、せっかくの料理の魅力が、メニューの画像にうまく表現されていないこともあるようです。「人はまず目で食べ物を楽しんでからお腹に入れます」と Chavarria さんは言います。メニューの写真を見て『あのエンチラーダはとても美味しそう』と思い、それが食欲に繋がるのです」
注文時に画像がもたらす絶大な効果について、Chavarria さんは説明を続けます。「売り上げアップを目指す上で、最も簡単で確実なアプローチのひとつが、写真を活用することです」 メニューにすべての商品の写真を掲載している企業は、写真をほとんどまたはまったく掲載していない企業に比べて、Uber Eats での売り上げが 88% 以上も高いことを Uber の社内データは示しています。*
そこでぜひおすすめしたいのが、Uber Eats のメニューメーカーです。これを使用すれば、メニューに豪華な画像を簡単に追加できます。
Chavarria さんは次のように話します。「Uber のツールを使用して写真をドラッグすることもできますし、ウェブ版の Uber Eats マネージャーを使用して直接アップロードすることもできます。ほとんどのオーナー様はすでに写真をお持ちかと思いますが、そうでない方のために、Uber はプロによる写真撮影の手配をお手伝いしています。このプログラムでは、当社が承認したカメラマンが最も人気のある商品の一部を撮影し、高品質写真としてお届けします」。**
魅力的なメニュー写真を撮影する方法について詳しくは、Uber のレストランメニュー写真撮影ガイドラインをご参照ください。何よりも大事なのは、写真に手や人、または自社以外のブランドが写らないようにすることです。
これは鮮やかな色彩で食べ物に焦点を当て、上から撮影した素敵な写真です。ナプキン、カトラリー、フラットブレッドによって背景が説明されているため、どんなレストランなのか注文者も把握しやすくなります。
サンドイッチの写真にはすべての材料が写っています。サンドイッチ、ラップ、ブリトー、ハンバーガーなどのメニューの場合は、中に何が含まれているかをイメージしやすいように断面図の写真を使用すると良いでしょう。
画像内にカトラリー類を含めると、料理の大きさが分かりやすくなります。たとえばこの画像では、箸との比較から器のサイズが小さめであることが分かり、お腹が空いている注文者には料理の追加を促す効果があります。また、自宅に箸がない場合は注文時に使い捨ての箸をオプションで追加するかもしれません。
成功へと続く料金設定
メニュー掲載商品にどのような価格をつけるかは、最終的にはご自身のニーズと求める収益に応じて異なります。ですが、昔から使われ続けてきた次のようなメニュー価格戦略が参考になるかもしれません。
コストプラス価格設定。料理の原価に一定の割合を上乗せしてメニュー価格を設定し、利益を確保します。
競争志向での価格設定。市場競争力を維持するため、他の企業が同じような料理に設定している価格を参考に価格を調整します。
価値に基づく価格設定。お客さまが認識している価値に基づいて料理の価格を設定します。特産品や需要の高い料理によく使われます。
ピーク価格設定。ピーク時の収益を最大化するために、需要、時間帯、特定のイベントに基づいて価格を変更します。
心理的価格設定。例えば、10 ドルではなく 9.99 ドルといったように、きりのいい数字より少し低い価格を設定することで、料理をより手頃な価格に見せる戦略を用います。
メニューの価格は、すべてのチャネルで同じにすることもできますし、変えることもできます。店内、オンライン、サードパーティ配達プラットフォームでのメニュー価格設定に、正解や不正解はありません。
「店内とサードパーティアプリのメニューを同じ価格にしたいレストランもあれば、利益を確保するために、サードパーティアプリが請求するサービス手数料を相殺した価格設定を行いたいレストランもあります」と Chavarria 氏は言います。
いずれの場合も、Uber Eats を利用すればサードパーティアプリ用の配達メニューの価格を簡単に設定できます。
Chavarria 氏は次のように述べています。「例えば、全てのメニュー商品の価格を 10% 上げたいとしましょう。一つひとつ手作業で計算する必要はありません。アカウント登録時にリクエストを送信するだけで、Uber が貴社に代わって価格の値上げを反映したメニューを作成します。メニューが既存の場合は、店舗全体の値上げをリクエストする書面をサポートチームまでお送りください。個々のメニュー商品の価格は、いつでもご自身で更新できます」
デザイン全体に統一感を持たせる
人が情報を消費する方法は、対面とオンラインで異なります。そのため、紙のメニューとデジタルメニューは、見た目も機能も違います。ここでは、さまざまな種類のメニューをデザインする際に考慮すべき点をいくつかご紹介します。
紙のメニューをデザインする際の実践例
明確なレイアウト。論理的で読みやすいようにメニューを整理し、似たような商品はグループ化しましょう。
読みやすいフォント。すべてのお客さまが読めるように、サイズやスタイルを考慮した読みやすいフォントを使用しましょう。
適切な配色。ブランドを反映し、文字を強調しすぎない魅力的な配色を選びましょう。
高品質の画像。プロフェッショナルで食欲をそそる料理の写真を掲載しましょう。ただし、乱雑にならないように、たくさん掲載しすぎるのは避けましょう。
一貫したブランディング。メニューのデザインは、レストラン全体のブランディングや雰囲気に沿ったものにしましょう。
オンラインまたはサードパーティアプリのメニューをデザインする際の実践例
簡単な操作。カテゴリとサブカテゴリを明確に定義し、スクロールしやすく、素早く選択できるようなメニュー構成にします。
デバイスの最適化。オンラインデザインがレスポンシブであること、つまり、異なるデバイスや画面サイズでも綺麗に表示されることを確認します。
読み込み時間の短さ。メニューが素早く読み込まれるように画像やデザイン要素を最適化し、ユーザー体験を向上しましょう。
詳細な説明。各商品に簡潔でわかりやすい説明を加え、お客さまが十分な情報を得た上で選択できるようにします。
目立つスペシャルオファー。注目を集め、注文を促進するために、お買い得商品や人気商品を際立たせましょう。
カスタマイズを可能にする。サードパーティアプリで注文する場合、お客さまはスタッフと話すことができません。注文を完全にカスタマイズできるオプションを提供することで、簡単に注文できるようにしましょう。
Uber Eats のようなサードパーティアプリを使えば、実績あるデザインの実践例を簡単に取り入れることができます。メニューメーカーでメニュー作成、編集、更新を行えるので、お客さまが希望するものを正確に提供することができます。
印刷して公開する
最後のステップは、メニューを印刷、確認、公開することです。まずは紙のメニューを印刷し、次にオンラインメニューを公開しましょう。
メニューをプリンターに送信する前に、次の点を考慮してください。
メニューのサイズ。A4 サイズかそれより少し大きいサイズなど、扱いやすく、読みやすいサイズを選びましょう。
素材の品質。頻繁な使用や食べこぼしに耐えられるよう、ラミネート加工された紙やカードストックのような丈夫な素材を選びましょう。
印刷サービス。地域のプリントショップや専門のメニュー印刷会社を利用して、プロの印刷やデザインのアドバイスを受けましょう。
最終的なデザインと仕上げ。レストランのブランディングやスタイルと調和するデザイン要素と仕上げのオプションを検討しましょう。
ウェブサイト、Google ビジネスプロフィール、サードパーティのアプリでメニューを公開することは、手に取ることができるメニューを準備するのと同等に重要です。
その理由とは?Deloitte 社によると、レストラン利用者の 3 分の 2 以上(69%)が、新型コロナウイルス感染症の世界的な流行前と同じかそれ以上の頻度で持ち帰りや配達を利用しており、13% がサードパーティ配達プラットフォームやウェブサイトから好んで注文しています。
Uber Eats でメニューを公開する前に、Chavarria さんからのアドバイスを確認しましょう。「Uber Eats のメニューツールには、朝食、昼食、夕食など、すべてのメニューの概要が表示されます。ぜひこれらのメニューをクリックして、時間帯、商品、カテゴリ、カスタマイズ可能な項目、価格を確認しましょう」
「人はまず食べ物を目で楽しんでからお腹に入れます。メニューの写真を見て『あのエンチラーダはとても美味しそう』と思い、それが食欲につながるのです」
Uber Eats アカウント担当者、Letty Chavarria
AOV を高めるためにレストランメニューを最適化するヒント
さて、お客さまに喜ばれる店頭用、オンライン用、そしてサードパーティ用のメニューをベストプラクティスに従いデザインすることができました。次は、平均注文額(AOV)を増やすためにメニューを最適化させる戦略について見ていきましょう。
メニューのカスタマイズ
より多くの売り上げを獲得し、追加の商品購入を促進し、注文の頻度を増やすには、簡単に注文できるようにする必要があります。
これは、Chavarria さんが言うように「Uber Eats で注文者の注文を受け付けるスタッフがいない」という点を考慮すると特に当てはまります。「注文者は、選択肢と柔軟性を手軽に手に入れたいと考えおり、これは、顧客満足度の向上、注文ミスやチャージバックの削減に大きく貢献します」
Uber Eats を活用して、注文者に注文の品を自由にカスタマイズできる選択肢を提供しましょう。注文の品に食材を追加したり、取り除いたりできるようにすることも選択肢の一つです。
Chavarria さんは、次のように述べています。「個々のメニュー商品にオプションを付けることをおすすめします。たとえば、とあるレストランでは、ビーフまたはラム肉とライス、骨なしリブアイステーキプレートにサイドメニューが付いていないとしましょう。この場合、メインディッシュに [サイドメニューを追加] というオプションを作成します。サイドメニューのオプションを付けることで注文者はメニュー商品から [サイドメニュー] セクションに移動する必要がなくなります。また、こうすることで特定のケースでは[captured in a screenshot below] 1 回の注文の合計額が 25 ドル増えました」
下のスクリーンショットでは、メインメニューの項目が太字で示されており、カスタマイズ可能な項目とサイドメニューが表示されています。
セットメニューの提供
1 回の注文における収入を増やすには、セットメニューを提供しましょう。「ハンバーガーを売っているとしましょう」と話すのは Chavarria さんです。「15 ドルのセットメニューを提供すれば、少しの追加料金でポテトフライと炭酸飲料を加えられます。」
商品を組み合わせて価格をわずかに高くすることで、注文者はお得で簡単に注文できるセットメニューを選択する可能性が高くなります。
このアプローチは売上を伸ばすだけでなく、注文者がより幅広い商品を試すきっかけとなり、顧客満足度の向上とリピーターの獲得につながる可能性を持っています。
ホワイト・キャッスルはセットメニュー販売のアプローチで成功を収めています。このレストランはコカ・コーラ社と提携し、100 種類以上の飲料を提供しています。注文者は、すべてのメニュー商品を 1 つずつ注文する代わりに、ワンクリックで食事に飲み物を追加できます。こうすることで、注文者が食事と一緒に飲み物を注文する可能性が高まり、ホワイト・キャッスルの売り上げ向上に繋がっているのです。
何が効果的か検証
メニューのデザインは、継続した、繰り返しの作業です。注文者からのフィードバックや、分析データと情報を確認して、どの商品やセットメニューが注文されているのか、あるいは売り上げに貢献していないのかを把握しましょう。
確認すべき重要な指標には、次が含まれます。
メニューからカートへのコンバージョン率。ユーザーがメニュー画面からカート画面に進む割合です。
平均注文金額。カート内のフード商品の合計額です。
注文の正確さに関する不具合率。注文が完了していない、または商品が不足していると注文者が報告した回数の割合です。
特別な注意事項の記載率。注文時に特別な注意事項を送信した回数の割合です。
これらの指標の推移を確認すると(Uber Eats マネージャーの分析ページ、または分析結果ページで簡単に確認できます)、今後のメニューを改善していくためのヒントを得ることができます。
Uber Eats でオンラインメニューをデザインして公開する
オンラインメニューを作成しないといけないと思うと、頭痛のタネになるかもしれませんし、多くの疑問が生まれるかもしれません。オンラインメニューを作るためには、プログラミングができなければいけないのか?写真家でなくても美しい写真を撮ることはできるのか?選んだフォントが間違っていたら?メニュー変更時に簡単に商品を更新できるのか?といったような疑問です。
でも、ご安心ください。Uber Eats では、販売業者の皆様にメニューメーカーを提供しているため、簡単に優れたメニューが作成・更新できます。Chavarria さんは次のように述べています。「Uber のツールを使用すれば、直接自分で調整を行うことができます。自分の権限でメニューの調整を行うことで、ビジネスの成長に関わる満足感を得られる上、その業務のために人を雇う必要がないので節約できるのです」
「メニューメーカーは強力なツールです。メニューの作成、料金設定の変更、商品の更新などを簡単に行うことができます。一番の利点は、サポートの返答を待つ必要がなく自分で進められるところです。Uber Eats マネージャーダッシュボードの [メニュー] タブですべて変更できるからです」
Uber Eats アカウント担当者、Letty Chavarria
準備が整ったら、Uber Eats で注目を集めるようなメニューをさっそく作成してみましょう。Uber Eats マーケットプレイスにすでに店舗を掲載している場合は、Uber Eats マネージャーにサインインし、[メニュー] タブに移動してメニューの作成を開始します。Uber Eats を初めてご利用になる場合は、メニューメーカーの使用方法と、ビジネスの成長に役立つ各種サービスの詳細をご覧ください。また、Uber Eats では世界中の主要なテクノロジーパートナーとの連携により、POS システムとの統合を提供してるため、既存の POS デバイスから Uber Eats のメニューを管理および更新することも可能です。
*米国とカナダの中小企業(SMB)のサンプルを比較した 2022 年の内部データに基づいています。販売業者の評価、プラットフォームの使用時間、注文量を照合し、同様の結果が得られました。
**プロによる写真撮影のコーディネートは現在、アジア太平洋地域、カナダ、ヨーロッパ、および米国の企業でご利用いただけます。ニーズに応じて、標準および大型の写真撮影パッケージをご提供しています。写真撮影の予約対象となるのは、POS パートナーを介して統合していない中小企業のみです。
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