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レストラン、小売店などを対象とした POS システムの種類
すでにある POS システムを使用している場合でも、さまざまなサービスを検討し始めたばかりの場合でも、選択肢を把握することは、あな たらしくビジネスを成長させるために大切な次のステップです。この記事では、利用可能なシステムについての理解を深め、目標に合ったシステムを選択できるようにするお手伝いをします。
POS システムとは
POS システムとは、ハードウェア(タブレット、電話、キオスクなど)とソフトウェア(在庫などを追跡し、税金を適用するデジタルプログラム)の組み合わせです。これにより、企業は注文や支払いを受け付けることができます。
POS システムは、支 払い処理と販売追跡の基本構成から、在庫管理、内蔵型のマーケティングソリューション、サードパーティの統合、カスタマーロイヤルティプログラムなどの機能を備えたより堅牢な構成までと幅広く、その複雑さはさまざまです。
このような機能を組み合わせることで、あらゆる規模や業種の企業が販売、業務、カスタマーエクスペリエンスをより細かく管理できるようになります。
POS システムを使用するメリット
適切な POS システムを使用すると、顧客満足度が上がり、ビジネス が大きな恩恵を受けることがあります。最良のものは、ビジネスが滞りなく円滑に運営できる、すべてがそろったシステムです。 以下、利用できる可能性のあるメリットの一部を記載します。
- より効率的な在庫管理
- 突然の在庫切れの減少
- 販売トレンドと顧客動態に関するアクション可能なデータ
- 内蔵チップ付与機能
- 人員増加を伴わず販売能力を向上
- スタートアップから大企業まで簡単にスケール調整可
- 顧客ロイヤルティプログラムによるリピーターの増加
- オンプレミス・オフプレミス運用の効率化
どの POS ソフトウェアが最適ですか?
万能なソリューションはありません。ある企業にとってうまくいくことが、別の企業にとって頭痛の種になることもあります。注意したい点は以下の通りです。
- 事業者と利用者両方にとっての使いやすさ
- 設置場所と柔軟性
- 初期費用と月額費用
- デバイス(既存のハードウェアを使用できるか、専用のハードウェアが必要か)
各ビジネスには、どのタイプの POS システムが適していますか?
種類を問わず、優れた POS システムは 2 つの点で秀でています。
- 顧客の支払いやすさ
- ビジネスの運営を容易にする
1 つ目は説明せずとも明白でしょう。支払いがシームレスであるほど、利用者の経験の向上につながります。さらに、前向きな経験はリピート率につながります。2 つ目は事業によって内容が異なります。事業目標により、適切な POS システムは必ずしも同じではありません。以下は、主要な POS の種類の概要です。事業に適している POS システムを選択する際にお役立てください。
店舗内 POS システム
店内の POS システムは Wi‐Fi 接続、ケーブル接続されており、店内または店の周辺に常駐されるものです。支払いを受け付け、売り上げを計上し、在庫を追跡し、分析データを提供しますが、このような機能はほんの一部にすぎません。
レジカウンターに置かれているものもあります。これはスタンドが付属したタブレットであることが多く、利用者に向けたディスプレイと、バーコードスキャナー、キャッシャーボックスが取り付けられていることがよくあります。
ほかにも、店内のいろいろな場所に配置される、スキャナーが付いた自立式のデジタルディスプレイがあります。お客さまはこれを利用し、価格や在庫の有無など、商品に関する情報を確認できます。
こうした機器は固定式であるため、一般的には小売店、ファストカジュアルレストラン、食品・生鮮食品店やコンビニエンスストアに適しています。
キオスク POS システム
キオスク POS システムは、セルフサービス POS システム(セルフレジ)とも呼ばれ、お客さま自身で購入し決済することに特化して設計されています。これは自立式の機材で、お客さまは商品をスキャンしたり、注文したりして、その後支払います。また、強力な販売・管理ツールも提供されます。
すべてのキオスク端末は Wi‐Fi に接続できます。機材の形やサイズは様々ですが、ほとんどの物には常駐用スタンド、インタラクティブディスプレイ、タッチスクリーンとカードリーダーが搭載されています。
キオスクを使用すると支払いがコンタクトレスになり摩擦もなくなるため、スタッフは、接客、在庫管理、サービスなど、ほかの業務に専念できます。このオプションは、レストランおよび食品・生鮮食品店、コンビニエンスストア、小売店などの実店舗に向いています。
モバイル POS シ ステム
モバイル POS システムを使用すると支払いの受付がスマートフォンからできるようになるため、迅速化につながるほか、販売と在庫について強固な分析データも得ることができます。
モバイル POS システムには、最低でもスマートフォン、カードリーダー、Wi‐Fi またはモバイルデータ通信サービスが必要です。このシステムは、キッチンカー、市場やイベントでの出店者など、移動が欠かせない事業に最適です。
スタンドやドケットを追加するとモバイル POS システムは柔軟に使用できるようになり、レストランやコーヒーショップのカウンターの上に据え付けて使用することもできるようになります。
タッチスクリーン POS システム
タッチスクリーンの POS システムは、携帯電話やタブレットなど、あらゆる携帯デバイスで使用できます。持ち運びやすく柔軟に使用でき、モバイル決済用に設計された使いやすいデジタルディスプレイとインターフェースを備えています。
カ ードリーダー(必要に応じてドケット)を追加すると、タッチスクリーン POS システムを使用してデジタル署名をキャプチャし、非接触販売を提供し、オフラインでカード支払いを処理できます。
次のお客さまのサポートにすばやく移行できるため、忙しいレストランやビジネスに最適です。
クラウドベースの POS システム
クラウドベースの POS システムは、クラウド上に完全にオンラインでホストされています。インターネットや Instagram へのアクセスと同じように、クラウドベースの POS システムを使用すると、Wi-Fi を使用している場所であればどこからでもログイン、管理、更新、追跡を行うことができます。
これらはソフトウェアベースで追加のハードウェア(すでに使用している電話、コンピュータ、タブレット以外)を必要としないため、諸経費が少なくなる傾向があります。
これは創業したばかりのあらゆる種類のビジネスにふさわしいオプションです。
オープンソース POS システム
オープンソース POS は完全にカスタマイズできる Web ベースのオンラインソフトウェアで、あらゆるデバイスから利用できます。堅牢なバックエンド分析と運用ツールにより、企業はこのようなシステムを独自のニーズに合わせてカスタマイズすることができます。そのため、エンタープライズ企業に最適なソリューションとなっています。
オープンソース POS システムには IT 経験が必要なため、このオプションは時間と知識がある上級ユーザーに推奨されます。
マルチチャネル POS システム
マルチチャネル POS システムは、オンライン、店舗内、電子メール、ニュースレターなど、すべての販売チャネルにわたって販売、従業員、運用、在庫データを統合します。このため、利用者がどこにいてもアプローチをかけ、売り上げを追跡し、 在庫を最新の状態に保ち、カスタマーロイヤルティを高めることができます。
どんな場所でも営業できることはこれまで以上に重要るため、マルチチャネル POS システムはあらゆる種類の企業に利益をもたらすことができます。
レストランやバーに最適な POS システム
レストランやバーは、タッチレスでインタラクティブな注文、モバイルおよびオンライン決済、設置場所の柔軟性、フロントおよびバックハウスオペレーション、サードパーティのアプリ統合、カスタマーロイヤルティプログラムなど、独自の要件に対処する必要があります。
レストランやバーに最適な POS システムは以下の通りです。
統合型 POS ソフトウェア
ユーザーが Uber Eats などのアプリを使用しオンラインで注文している場合でも、店舗に出向いて注文している場合でも、このソフトウェ アを使用すると、エラーが減少し運用と注文を効率化できます。これらは、上記のマルチチャネル POS システムと類似しています。
非接触型の注文方式
QR コードを使用すると、お客さまが自分のスマートフォンから注文できるようになるため、スタッフの時間を最大限に有効利用できます。また、お客さまが店の様々な場所に手で触れる機会を最小限に留めることができます。
モバイル POS ソフトウェア
モバイルソフトウェアを 使用すると、スタッフは注文の受付、支払いの管理、リクエストの更新、在庫の確認、領収書の印刷をすべてスマートフォンから行えます。
小売業に最適な POS システム
小売り事業者には、特化したニーズがあります。バーコードのスキャン、商品情報の検索、店舗およびオンラインの在庫管理、支払いプロセスの簡素化、加税計算やレシートの印刷やメールでの送付などは、その一部にすぎません。
小売り事業者に最適な POS システム
カウンター設置型 POS システム
店舗内の POS システムと同様に、支払い、カードの読み取り、領収書の印刷、在庫の追跡、業務の合理化が行えます。
タブレット POS システム
モバイル POS システムの柔軟な使いやすさを大画面とカウンターシステムのインタラクティブディスプレイに組み合わせたものです。上述のタッチスクリーン POS システムに似ています。
カード&チップリーダー POS システム
どこにいても、コンタクトレスのカード読み取り、複数の支払いオプション、領収書の印刷ができます。これらは通常、モバイルおよびタブレット POS システムに付属し、さまざまなデバイスに取り付けることができます。
タッチスクリーン POS システム
タブレットに似た形状で、カウンター、キオスク、またはテーブルに設置されます。簡単に使用できるインタラクティブ機能を備えており、利用者は注文するほかタップして支払うことができます。
POS システムソフトウェアと統合
多くの POS システムには統合機能が搭載されており、テクノロジーの合理化、運用の円滑化、ハードウェア導入の最小化を手助けすることができます。これらの機能を拡大する時も、学習にさほどの労力はかかりません。
様々な業種や規模の事業は、POS システムを Uber Eats、EC プラットフォーム、簿記会計ソフト、カスタマーロイヤルティプログラム、決済処理業者などのサードパーティおよび配達アプリと統合することによる恩恵を受けられます。
以下、主要な POS の提供会社を紹介します。
Adora
Adora はクラウドベースの POS ソフトウェアで、インターネットを備えたあらゆるデバイスからどこからでも搭載機能にアクセスすることが可能です。余分なハードウェアはなく、コストを低く抑え、ハイテク技術との関わりを最小限に抑えます。
Future POS
Future POS はクラウドベースの POS ソフトウェアでもあります。QR コードとタッチフリーの決済デバイスを備えたレストラン向けのモバイルおよび非接触型注文に特化しています。
Olo
Olo は、レストランにデジタル面で拡大し、店舗直結のデジタル注文、安全性の高いセキュアペイメント、サードパーティの配達機能統合を介してオンライン需要 に対応できる能力を提供します。
Square
Square は、特定のビジネスニーズに応えられるよう設計された様々なタイプの POS システムを提供しています。このシステムには、モバイルカードリーダーから完全規模のオペレーション管理までがそろいます。
その他の主要な POS プラットフォーム
消費者の習慣が変容し、オンライン注文の需要が急増しているため、ニーズに合う適切な POS システム選びはより簡単になり、重要性がこれまで以上に増しています。 数え切れないほどのオプションが用意されており、その数は日々増えているため、あらゆる規模、種類、予算のビジネスが成長する機会が与えられています。
Uber Eats と POS システムがどのように連携するかを学ぶ
Uber Eats は主要な POS システムの大部分と統合でき、売り上げの最大化、新規顧客とのつながり、オンライン注文と店内注文のバランス維持をサポートします。あらゆる地域のビジネスがそれぞれのペースで成長できるようサポートすることを目標に、Uber は日々新しいテクノロジーや統合パートナーを追加しています。貴店で選択された POS システムがどの会社のものであるかにかかわらず、Uber Eats をはじめとする配達アプリと統合することで、貴店のお客さまがどこにいても対応することができるようになります。
Uber Eats を初めてご利用になる場合は、こちらから始めましょう。
すでにご利用いただいているパートナー様は、既存の POS システムとの統合方法をご覧ください。
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